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ALMA〜ずっとそばに・・・〜

ALMA

Einschätzung

シナリオ=B|グラフィック=C|キャラ=B|音楽=B|総合評価=B

Überblick

はじめに

音楽はカナエで流れるKOTOKOの「ずっとそばに・・・」がとにかくイイ。他のエンディング曲は歌がないしね。タイトルに戻る際のFadeInが正直うざかったりしますがそれ以外に特に悪いとこはありません。

ゲームを始めるといきなりフルスクリーンで起動。こういうのよくありますけど、できればウィンドウモードにして欲しいですよね。普通のモニタならいいんだけど、24インチワイドを使っているのでフルスクリーンだとテキストを追う距離が長くなるので辛いです。

共通シナリオ部分

とりあえず共通シナリオを進めながらキャラが出揃ったら攻略順を決めようかな、と思いつつプレイ。ふんふん、絵は思っていたほど合わない感じじゃないし日常会話も面白い。 表情がいきなり変わるんじゃなくて、自然に変わるようになってるエフェクトもいいですね。 ただ、初期設定では台詞を喋るときにBGMが小さくなるようになっていて、これがちょっとキツイです。気にならない人もいるかも知れませんが、私は全然集中できなかったので設定を変更しました。

……っていうか、いきなり

幼馴染キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

まだ始めたばかりだというのに、いきなり最後にクリアするキャラを決定。香苗ですよ、ええ。やはり幼馴染はいいですよ。Giftの霧乃んのような大人しい小動物系幼馴染もいいですが、香苗みたいに活発というほどではないけど明るい幼馴染もいいね。喋り方も時々ある、苛つくくらいにのんびりしたものはなく、テンポよく進むのも好感触。男友達も個性がありそうでよさげです。

他のキャラはどうかと思いつつ放課後になり、下校途中にツンデレ属性たっぷりっぽい梗と妹の友人である鈴が登場。どうでもいいんですが、梗の一部立絵のポーズや髪型などから、ナンだかひぐらしの魅音がダブってしまったのは私だけでしょうか?そして鈴ですが、ほほう……これは……後輩で巫女で物静かで不思議系ですか、なかなか。ヒロイン紹介で見たものより実物は良さそうですが、やはり香苗を超えるインパクトはなく。好きなのが「掃除」じゃなくて「箒」なのは笑いましたが。

家に帰れば今度は妹……

え?実妹ですか?

な、由衣がソファで危険な夢を見てるし。もちろんオチはありますが。明るくて元気な妹、これくらいならありがちですが、まさか実妹とは。どーせ義理の妹かなんかだろ?と思ってBONBEE!のサイトを確認したら驚きましたよ、そりゃあ。しっかし、だとするともしかして……近●相姦ですかっ?!Σ(゚д゚;)

いやいや、流石にそれはないだろうと自分を落ち着かせておきます。それから、ギャグがすべってないし、しつこくないです。選択肢については殆ど対象のヒロインを選ぶだけなのでそれほど迷うこともないような感じでした。あー、もしかしたらノーマルエンドとトゥルーエンドがあるとかってParfaitみたいなオチじゃないよね?(怖

【四堂 鈴】

おかっぱの巫女さんってのは属性から外れているので正直、期待していなかったんですけど……いやあ、やられましたよ。いい感じにやられました。大人しすぎると言えばそうですが、まあお約束ヒロインですし。

ストーリーは王道まっしぐら。色々あって惹かれあいくっついてまったり幸せな時間が始まるかって時に、何らかのアクシデント。個別シナリオに進んでからはその問題を解決するために動くわけですが、謎は明かされていないものの、また予想通りと言えば予想通りの荒良木が絡んできて。

ここで鈴の兄の、妹に対する隠された欲望(笑)が語られたのは、やっぱり由衣シナリオへの伏線なんでしょうか?w

あらすじなどは実際にプレイしてもらうとして、感じ的には「シリアスでも重かったり痛かったりせず、時間のない人にお勧め」ってところかな。個別シナリオに入ってからはそれほど長くありませんし、だからと言って拍子抜けするほど短くもありません。寧ろ戦いのシーンなどはGiftで「はへ?」と思うようなものだったのに比べると十分すぎるほど臨場感は伝わってくるのではないでしょうか。

惜しむらくは、あまりにもご都合主義的な解決かなあ。物理的に干渉できないなら、ベッドに眠ることもできなければソファに座ることもできないでしょうし。そもそも服とかはどうなってるんだ?ということが気になってしまいました。最後も語り尽くしたってほど語られてませんし、良かったね、と言う気分にはなってもすっきり感は足りないです。

【麻宮 梗】

で、金髪、ツインテールじゃないけどツンデレ、スポーツ少女で暴力的(wな、梗ですが。

うーあー、やっぱりツンデレっていいっすねー。それだけでもグーなのに、シナリオが、シナリオが・・・人によってはドスゲェ痛いシナリオに感じるかも知れませんが、幸いなことに「SHUFFLE!」のプリムラで慣れていたので大丈……な、わけがない。

まあ、シナリオがプリムラに似てる、—周囲の人間が記憶を失って梗だけが覚えているってのは稟の記憶だけを消したプリムラとは逆パターンですが、どちらにしろ記憶がなくなる系ってのは、辛いと感じる人にはあ痛タタタでしょうけど、最後はプリムラと同様、梗が……これもまあ、実際にプレイしてみてくださいw

主人公が梗に惹かれて行く過程はちょっとというか殆どありません。うーん、好意的に見ればいつのまにかってのもアリだろうということになるのかな。そこんとこが薄いとは感じましたけど、それを補って余りうる、

梗の破壊力w

性格的には最高ですよ、ええ。Giftの霧乃ん、SHUFFLE!の楓で幼馴染はやっぱりいいなあと思いましたが、ここで原点に立ち戻りましょうってなもんです。そう、Parfaitの玲愛ですよw

とにかく、鈴が霞んでしまうくらいの破壊力だったってことで。個別シナリオに入ってすぐくらいの部分までは単なる、よくあるツンデレ系か?というレベルでしたが、梗が怪我をした後の山場以降は梗や主人公の心情が丹念に描き込まれていていい出来でした。壊れそうな梗をすぐそこに見ながら触れることも姿を見せることもできない主人公の辛さや、周囲の人間が主人公を忘れてしまっていることへの梗の失望や哀しさが、感情移入できるほどの作り込みで展開されていく様はもう。

できるほどの、ってのは、何だか荒良木の言動が冷たすぎて、所々見てるこっちまで醒めてきちゃう部分があったからなんですが。クライマックスまで語られなかった高校入学当時の2人など、思い出の回想シーンを挿入するタイミングや演出もばっちりで、まだ2シナリオ目ですがもう大満足って感じです。

ラストはちゃんとハッピーエンド。思わずモニタのこちら側でぐっと手を握りこんでしまうくらい、彼らの幸せなエンディングにはのめり込んでしまいましたw

……でも、由衣は3年間、いったいどうして暮らしていたんですか?w

「消えた記憶は過去のものとしてなかったことに。それでも新しく絆を作り上げていくという系統の記憶消去モノハッピーエンドVer1(勝手に作るな)、要するにサナララの希未シナリオ系では納得いかない。それじゃあ今までのはなんだったんだよって思うじゃん」って人にはお勧めです(長いよ)

ちゃんと今までの記憶を取り戻すということでは、どちらかと言うと「おねてぃ」や「デュアル!」に近いものですね。私としてもやっぱりこっちの方がいいです。ってことで、シナリオの起伏もあったし、かなり高得点な梗シナリオでした。

【御月 香苗】

いよいよ来ましたよ、幼馴染がっ!それも、天然入ってますよっ?!(落ち着け

共通シナリオでの移動場所選択から、もう期待でドキドキですw荒良木を何とか出してみようと思って色々選んでいた時にも香苗を何度か選択してましたが、香苗をクリアしようという意思のもとでずっと香苗を選択し続けているのとはやっぱりどこか違いますね。面倒見が良くて勉強もでき、だけどどこか天然入ってる幼馴染。覗き(ではないけど)を叱るにしても、何か力が抜けると言うかいい感じにほえほえしているのが素敵です、ええ。

近すぎただけに女として意識できない、というのは王道というか使い古されているので主人公のその台詞が出た瞬間に「うわ、またそのパターンかよ」と思いましたが、その後の展開は新鮮ではないものの、やはり心情がしっかり描かれていたのでグーです。主人公や香苗と同様、幼馴染の裕貴が香苗に告白したことによる嫉妬で自分の気持ちに気付く、と、まあやっぱり使い古されたネタではあるんですがw

途中、香苗を迎えに行った際に、刺身を食べ損ねたくなくて「早く乗れ!」だの言ってバイクをすっ飛ばす主人公にはてめぇ、何様のつもりだと殺意を覚えましたが。このことだけでなく、香苗シナリオでの主人公は他のシナリオに比べて相当ヘタレてますので、プレイする時には注意が必要かと。香苗がいいだけにもったいないですねぇ。荒良木がとめたにも拘わらず病室を覗いたり、そのことで荒良木を責めたり、「きっとわかってくれる」と香苗に甘ったれていたり。

香苗シナリオでの個ルート突入後も、やはり主人公が物理的干渉を喪失することは変わりませんでした。ぶっちゃけ、死んでるってことなんですがw そのことに主人公が気付くきっかけは梗シナリオとほぼ同じだったので、その時点で「ありゃあ、これは梗と同じような流れになるのかな」と思ったんです。思ったんですよ。思ったんですが……

ちょ、凄いじゃんBONBEE!、でした。ここまで3人クリアして、主人公が3年前に死んでいるは変化なしなので、恐らく由衣も荒良木もそうなんでしょうけど。しかし、きっかけまで梗と同じなのに、ちゃんとその後の展開を変えてきたのにはいい意味で裏切られました。しかも、しかもですよ?

え?か、香苗が……?

うぐはあ……ここまでで、触れらないことで数々の誤解を香苗に与えてきた(ここだけでも殆ど主人公の自業自得なので、かなり苛々してましたが)けれど、遂に主人公自身そのことに耐えられず、香苗を追いかける。これで香苗にバレて梗シナリオと同じ展開か?と思いきや。

触れた。

やられました。

まさか香苗まで<ネタばれのため削除(って、無駄だろw)>だなんて。そんなこんなでシナリオは大変素晴らしいものでした。ただし主人公のヘタレっぷりは目に余るものがあり、特に香苗ルートでの主人公はだめぽなので、「天然系幼馴染に激しく萌えられる」「ヘタレた主人公でも最後にはマシになるなら我慢できる」人ならお勧め。痛いと言えば痛いシナリオですが、どんな姿であれ2人でいられるのなら幸せだ、と思えるようになった主人公や香苗は見ているこちらも納得というか「そういうエンディングでもいいかも」と思ってしまいます。

【荒良木 円】

……いやね、悪くはなかったですよ。時を超えているってのはまあ、何となく予測の範囲でしたが、まさか狐の妖怪で人に仇なしているとは思いませんでしたし。ただ、それを調伏しようとして惚れたのが巧巳の魂の素(笑)であるのは円が斬られた初っ端で想像できちゃうし、それほど意外性に富んだストーリーではなかったですね。もちろん、意外性があればいいってものでもありませんが。

ラストで巧巳と幸せになるというご都合主義にはしなかったこと、これはこれでいいと思います。あそこで完全な人間になってめでたしめでたし、ではなんか軽すぎるような気がしますし。巧巳、というか桐馬と円=蘭の気持ちも伝わりましたし、悪くはないんですよね、悪くは。

でも、良くもないんですよねぇ……

【十崎 由衣】

クリアしました。まず、これだけは言っておきたい。

由衣萌えーーーー!!いやもう!

由衣だよまぢで!つーか、サイコー?<もちつけ

やっぱり実の兄妹ではあるわけで、そこを「義理の〜」やら「実は拾われた〜」だのに逃げなかったシナリオには脱帽です、いやマジで。勇気あるなあ、シナリオ書いた魁氏は。あまりにも素晴らしいので、共通シナリオで由衣が絡むとこからも抜粋しちゃいますよ、もう。

覗きにきたの〜?
なぁ〜んだ、つまんない

マテw

覗いてほしかったのか?
さすがにそれはマズイでしょ

どっちやねん

人には好き嫌いの相性があるからな
もー楓さん、お兄ちゃんを甘やかしちゃだめだよー
・・・
好き嫌いせずに食え
その100倍出したら、あたしの女体盛りをサービス★

300万っすか。それで由衣の女体盛りなら……裕貴の気持ちがわかるぞっ!って、おちけつ、漏れw

焼き?
ううん、生

なんか、めっちゃくちゃ簡潔な答え方なんですけど、由衣さん?
つーか、例え兄妹であっても誤解されるだろ、この会話w
鯛の末期造りはなかなか新鮮で美味そうですが。
そもそも、殺さずに刺身にしてしまうなんて、ドスゲェ腕前なのでは?

ノゾキはバレちゃ意味無いよ

そーゆー問題かよ

84のC〜
いきなり鼻から黄身を吹き出すんだもん、びっくりしちゃった

卵が爆発するほどの温度。についてですが。
気になった人はググってみてください。結構、実際に実験しているサイトがありますw

7月15日、日曜日ごとに出かける由衣、行き先は病院。ここまでの流れで、巧巳のところかという予測はできましたね。花束を買っている辺りでは、もうこれは確実に巧巳でしょう、と。だけどそうすると、このALMAというゲームはほんとに同じ設定で複数のルートを作ったということになりますね。それはそれで凄いのかも。

荒良木と契約を結んだのは由衣で、その代償を払わなかったから視力を失い足が動かなくなり、そのうちにただの生ける屍と化す。同時に巧巳まで物理的干渉を失い、手を握って欲しいと願う由衣の望みも叶えてあげられないことに絶望する。

なかなか痛いシナリオでした。

香苗の時はまだ両方が体を失って、それでも魂が永遠に一緒にいられるという失敗しても(バッドエンドでも)構わないんじゃないかと思える設定でしたが、今回は巧巳が生き返ろうがこのまま死のうが、確実に由衣は動けなくなるとゆー……痛いっす。そういうシナリオの痛さも含めて考えると由衣シナリオはキャラクターの勝利。

ただね、やっぱりこのシナリオでの巧巳もヘタレてるんですよねぇ。香苗の時もそうでしたけど、触れられないことが全てじゃないだろう、と。特に今回の由衣の場合、由衣の目が見えないんだから幾らでも言葉くらいはかけられる筈なのに、次第に下がっていく由衣の手を前にして黙って無力感を噛み締めるだけ。まあ、ショックもあるんでしょうけどね。

それにしたってヘタレていることも確かなわけで。香苗にしろ由衣にしろ、このシナリオは「言葉」の重みを軽視しすぎているような気がする。だから、あの場面でも由衣の望みに応じて黙って巧巳の代わりに手を繋いだ楓の格好良さの方が思いきしめだっていたし。

それにしても、何っか気になるんだよね。過去の記憶の部分で巧巳までが願っているのは、何? 由衣にシンクロするように巧巳の願いが重なるのは、香苗シナリオとクロスするからってことなのかな?でも、荒良木の「お主を助けたいと願ったのは由衣だけじゃない」が気になる。最後の最後までそれだもんなあ

というわけで、由衣シナリオはキャラクターのみです。とにかく由衣に萌えられるかどうかが分かれ目で。とは言え、この由衣に萌えられなければ誰に萌えろとゆーのか、というくらいいい子ですが。ストーリーそのものは同じような流れの他3キャラに比べても相当に痛い、っつーか抜群にあ痛タタタですし、主人公はヘタレてるし。

家事ができて世話をやいてくれて、夜にはちゃんと寝てるかどうか確認してくれて、明るくて気さくでノリがよくて、でも実の妹。喋り方も声もよかった。やー、最後に回しておいて、ほんと良かった。

全シナリオ中で最も痛いけれど、全キャラクター中で最高でした。

【カナエ】(真シナリオ)

さて、カナエですが名前からしてカナエ=香苗ですからねぇ。由衣シナリオで円が言っていた「由衣だけじゃない」というのはつまりカナエのことなのかな?ただ、カナエ=香苗でしょうから……この香苗シナリオでも意外性をついてくれましたから、今回もやってくれそうな気がします。

さて、香苗萌えを再確認しているうちに7月16日、ここの放課後の選択肢から「カナエ」登場。桃花プラザで会った円の態度から、やっぱりこのカナエも円と関係していそうですね。

でも、カナエと香苗って同一人物だよね?そうすると香苗ってどういう状態なんだろう。香苗シナリオでは巧巳と同じ状態だったわけで、すると当然動き回ったりなんかできるわけないですから、今回のカナエは実はちょっと違う感じ?などと疑問が沸いてもどーせ解決できないから更にサクサクと。

香苗が、死んだ猫に対して感情が湧かなくなり味覚まで失われつつ……ふむふむ、こうきましたか。するとやっぱりカナエ=香苗かあ。うーん……カナエが笑えるようになると香苗の感情が失われて。そこら辺で円が出てきて事実を明かしってな具合なんでしょうかね?

それにしても、このシナリオでの巧巳もヘタレてます。香苗がおかしくなった時点でまず円に聞きに行けよ。由衣シナリオでも香苗シナリオでもそうだったけど、ちょっとむかつく。うじうじと「どういうことだ?」なんて言ってばかりでちっとも動こうとしないし真実を知ろうともしない。ぶっちゃけ、

かなりウザイ

その辺をもう少し考えたテキストにしてくれれば、由衣も香苗もカナエも、もうちょっといいシナリオになったと思うんですよ。特に最萌である由衣と香苗のシナリオで主人公が最低なので、作品全体の質を結果として下げていると思われます。

最後の方はなかなか感動でした。巧巳は成功したのに香苗が失敗に終わって。いや、円の術そのものは成功したけど目を覚まさない香苗の病室に毎日見舞いに来る巧巳の、
「いや・・・秋でもいい。冬でも春でも・・・お前が隣にいてくれるならいつだっていい」
という台詞は主人公の面目躍如ってところでしょうかw

そしてラスト。あーうー、あそこで「ずっと一緒に・・・」ですか?やられました。なかなかあの曲が出てこないな〜と思っていたら、あんなところで使ってくれるとは。ま、最後の最後で巧巳も男を見せてくれたし、ハッピーエンドだし。言うこと……はあるけど、まあ概ね良かったです。

あー、残念なのはカナエの素のままの目で唇の端を微妙に上に持ち上げる戦慄の微笑みの立絵がないことかなw

Empfehlung

お勧め

Giftが霧乃んであるように、このゲームは由衣が全てであると言っても過言ではないでしょうw 「ギャルゲはいかにキャラに萌えるかであって、主人公がどうであろうと知ったことじゃない」又は「日常会話の楽しさが重要」「何しろハッピーエンドでなければ認められない」という人にはお勧め。

主人公のヘタレっぷりは想像の遥か上を行きますので、そこだけはご注意を。

推奨攻略順

鈴→香苗→梗→円→由衣(→カナエ)

主人公がヘタレていない由衣シナリオを最後に回すのが得策かと。特に【香苗】シナリオでは苛つきが最高潮に達しますので、これを対になっているからってラストの【カナエ】の前にやると、人によっては「もういいや」ってことになりかねませんw 割と主人公がヘタレてない【鈴】を頭に、ラストがすっきりとした【梗】の間に【香苗】を挟み、最後の最後に円が気になる台詞を言ってくれる【由衣】の前に謎を解いてから【カナエ】に行くのがいいでしょうね。