lisianthus.me.uk

index > review > くれいどるそんぐ

くれいどるそんぐ

くれいどるそんぐ

Einschätzung

シナリオ=D|グラフィック=C|キャラ=B|音楽=C|総合評価=D

Überblick

はじめに

「はぴねす!」が良かったので同じメーカーのをやってみよう、と思い立ってプレイしたのが「くれいどるそんぐ」。プレイ前にちょとレビューを覗いてみて割と高評価だったのでそれが影響してしまったのか、「思ったより良くなかったかな」というところ。

悪いところもない代わりに、これだ!という部分もありません。システムも音楽も構成も世界観も普通。唯一、絵がちょっとおかしなところがあったり、あまり好みの絵じゃないというくらいですか。「はぴねす!」は満点だったんだけどな……まあ、これは好き好きですしね。

ヘタレてない主人公にいい人たち

いいんですよ、とても。学園モノと違って大人な主人公はしっかりしてるし、周囲の人物たちもいいやつらばかりで。サブキャラであるラウスもガライもネーブル卿も、それぞれほんとうは非常にいい人間たちで。

……だから平凡なシナリオになってしまったんでしょうか。

調和はとれている

そんな登場人物たちに、世界観に合った音楽、調和はとれています。シナリオも「1人VS国家」という文句通り、それなりに燃える展開もあり、ほのぼのとした日常も上手く描けていると思います。それらが個別で浮いてしまうということもないし、きちんとした流れに沿っていますし、何が悪いのかよくわかりません。

あえて言えば、それだけに展開が予想できてしまうことと、その通りに進んでしまうことでしょうか。「あ、ファンタジーならこういう展開でハッピーエンドだよな」という通りに進むのが、決して悪いことではないんですが、それならそれなりにどこかで予想外の出来事があったり、なるほど!と唸ってしまうような伏線があったりしないとこう、シナリオ全体が締まらないというか何というか。

すべてのシナリオがハッピーエンドだし登場人物はいいし、安心してプレイはできると思うんですけどね。

レア・ティータ

公式サイトにもきっちり「13 years old」とあるレア。まさかこの子とのえちぃシーンはないだろうと思っていましたが、やってくれました。ちゃんと、○年後にはなっていますが……ううむ、それでも炉だw

Empfehlung

お勧め

システム、音楽、シナリオ、人物すべてが安定したゲームをやりたいならこれですね。逆に、起伏に富んだファンタジーものをお望みなら避けた方が賢明かと。

推奨攻略順

セレニア→アルテ→ミル→メティス→フィアナ→レア

「セレニア・アルテ」は順番が逆でもいいと思いますが、セットで考えた方がよろしいかと。ミルは他キャラとあまり絡まないので、どこで攻略してもいいと思います。