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ひぐらしのなく頃に

07th Storming Party

Einschätzung

シナリオ=B|グラフィック=D|キャラ=A|音楽=B|総合評価=A

Überblick

はじめに

いや、絵が悪いってんじゃなくてw慣れるとアレこそがひぐらしだと思うのだから恐ろしいものです、うん。シナリオはEver17には及びませんが、グラフィックの特殊さ(というか、背景なんて全部水彩フィルタかけただけですがw)を含めても素晴らしいものでした。音楽も、特に「you」とか「Thanks」「そらのむこう」など秀逸なものが揃っています。

ミスリード

「鬼隠し編」でその圧倒的な文章量に引き込まれ、「綿流し編」で全体の繋がりと謎に翻弄され、「崇殺し編」でもはや何がなにやら。冷静に考えればわかりそうなものなのに、プレイヤーにその冷静さと客観性を失わせしめる文が圧倒的。「そんな馬鹿な」と誰もが思いながらも、終わった時には「なんてこった」と完全にひぐらしの文章に巻き込まれてしまっているという、そういう意味でも恐怖のゲーム。

ストーリーとしては「罪滅し編」が一番好きだし、キャラもレナ萌えなわけですが。でもやはり最高のものを挙げろと言われたら「目明し編」なんでしょうね。詩音のやったことは決して許されることではないのに、それなのに同情的になってしまう。この辺りが竜騎士07の文章の凄みなんでしょう。

祭囃し編

……なんですが。確かにそうだったんですが、最後の最後でやってくれたというか。「祭囃し編」での機関車トミーとかはまだいいとしても、超人赤坂に萎えた_| ̄|○

ハッピーエンドはいいです、それはいいんですよ。でも、あれはないよなあ……ここまでの彼らの苦闘は何だったんだろう。赤坂を超人にするくらいなら相変わらずの「全滅エンド」だった方がよほどマシでした。とは言え、それを含めてもやはり凄いゲームですけどね。この、超人赤坂さえなかったらSをつけていたような気がする。

やはりこの超人赤坂が許せない。それだけこのゲームが良かったということにもなるんですが、だからこそ最後の最後での失策としか言いようがありません。とても1ランク下げる程度の納得のいかなさではないなあ、と改めて思ったので更にランクを下げました。(07/10/31)

Empfehlung

お勧め

すべての人にお勧め。というか、コレをやらずに人生過ごすつもりですか?

推奨攻略順

攻略などできませんw