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めがちゅ!

FrontWing-Megachu-

Einschätzung

シナリオ=C|グラフィック=A|キャラ=C|音楽=B|総合評価=C

Überblick

はじめに

オープニングムービーがRMGってことで、それだけでも買いなわけですが、エンディングのムービーも簡単ながらもそれなりの作りになっているのは素晴らしい。なんか、ギャルゲってエンディングすっ飛ばしがデフォルトですもんねぇ……今回はエンディングを飛ばさなかったですよ。

グラフィックは非常にきれいです。塗りもきれいだしイベントCGも美麗。立絵の種類も数ありますし、背景もそれなりに描き込まれてますね。BGMは主題歌を除いて24曲、主題歌は「Help!heaven!」これはいい電波ソングだと思う……ところで、電波ソングの定義ってなんだろう?

オートモードのスピードなど細かい調節も可能な親切設計。おまけモードの「Secret」にはSystemVoiceやVoiceDramaなど充実。VoiceDramaはかなり長いですw

ジブリールと比較する向きもありますが、未プレイなのでよくわかりません。「めがちゅ!」が予想より良かったのでプレイしてみようかなとは思うものの、金も時間もないのできっとプレイしないんだろうなあ。

ご都合主義で何が悪いか

エロエロ全開です。そりゃもう、序盤っからシナリオ無視してヤリまくりですから、端っからシナリオへの期待感は薄れますw

とは言え、シナリオだってないわけじゃないんですからそれなりの展開を見ますが、基本的にはどのシナリオもご都合主義満載。じゃあそれが悪いのかっていうと、そんなわけでもないと思うんですよね。いいんじゃない、ご都合主義。小難しい屁理屈並べて話の整合性を取りつつ、文章に難解さを無理矢理出そうとするくらいなら、わかりやすくご都合主義でかっ飛ばした方がなんぼかマシだと思うわけです。

なので、時空の彼方に跳ばされたファウナが自力で戻ってくれるなら300年も待つ必要があったのだろうか、とか、なつきが○○だったなんて伏線もヘッタクレもないなあ、とかそういう突っ込みは無粋ってものだと思うわけです、ええ。

ただ、折角だからシナリオに深みを持たせても良かったんじゃないかなと思うのもまた事実であって、例えばファウナだったらその300年の間の姉妹の苦悩やらなにやらを描き込めば、ちょっと後半が冗長にはなりますけど、それなりに感情の幅が出てゲームそのものの印象というかプレイヤーにとっての印象の残り具合が違っていたのではないか、と。

使える設定があるんですから、使えば良かった。そこがちょっと勿体ないですかね。

雰囲気は全編通してライトで明るい

これが重要。前述した通り、シナリオに重さを加えるのであればもうちょっとシリアスな描写が必要だったかも知れませんが、どう書いたってどんなシナリオにだって、多少の批判は必ず出てくるものですから、割り切ってしまうのも手。

音楽や絵とのバランスも良く、全体の雰囲気作りには成功してますね。クライマックスにも深刻さがあまりないので、さくさくっとプレイできるのは、それはそれでいいかも知れません。

Empfehlung

お勧め

キャラと抜きを求めるのであればお勧め。軽いシナリオを手早くプレイしたい人にも。

推奨攻略順

完全にお好みですねぇ。

ヨルズ→レア→ファウナ→クロト

あくまでも一例ってことで。何かを考慮する必要はまったくありませんので、第一印象でコレ!と決めたものから順番にやってくだけでいいと思います。